更新日:2014年03月21日
多くのコケは、春に胞子を飛ばして繁殖します。
このジャゴケもこの時季になると 平べったい体からにょきにょきと宙に向けて柄を伸ばし、 キノコのような傘の部分から胞子を飛ばします。
そして胞子を飛ばしたら柄が朽ちて、 あっという間に店じまい。わずか数日間の出来事です。
暖かい地域から順に、このジャゴケ前線は見られます。 桜を見上げるのに疲れたら、ぜひ地面のコケにも目を向けてみませんか。
藤井 久子