【満員御礼】コケトレvol.07「コケと親しむ、みどりのトレーニング」ハイゴケ編 2014年6月7日(土)

『コケはともだち』藤井久子×「新盆栽学」塩津丈洋×ハイゴケ!
今回のワークショップではハイゴケの吊り玉をつくります。
トーク内容は前回のハイゴケ編からバージョンアップしています。
※満席となりました。
※参加者の方には別途お知らせをお送りいたしますが、今回、藤井さんがご家族の事故で上京できなくなってしまいました。今回のみ、トーク部分のプログラムも塩津さんが担当します(少し園芸寄りの内容になります)。

企画概要

潤いのある緑で見る者の心を和ませてくれるコケ。近年のミニ盆栽や苔玉ブームなどで、誰もが気軽にコケを暮らしに取り入れることができるようになりました。

しかしその一方で、家で育てていたらコケが枯れた、カビた等、コケにそっぽをむかれるような経験をしたことがある人も少なくないはず。せっかくコケをわが家にお招きするなら、コケにもニコニコ、居心地よく暮らしてもらいたい。そのためには、私たちはもっとコケの生態や個性を知る必要がありそうです。

「コケトレ」は、ベストセラー『コケはともだち』著者・藤井久子、植物研究家・塩津丈洋のコンビとともに、コケを楽しみ、コケに寄り添い、コケと仲良なる方法を探っていく、ひいては地球全体のみどりとの付き合い方も考えるためのトレーニング講座です。

毎回1種類のコケにフォーカスを当て(今回はハイゴケ)、コケのお話とともに小さなコケのお鉢やコケ玉をつくるワークショップも行います(お持ち帰りいただけます。第7回の今回はハイゴケの吊り玉をつくります※写真参照)。ぜひコケを通して植物の小宇宙を感じていただけたらと思います。

こんな方におすすめです

コケ好きな方、盆栽好きな方
家で植物を育ててみたい方
家の植物の調子が悪くて心配な方
山などでもっとコケと親しみたい方
講師に興味がある方

講師&スタッフプロフィール

講師:藤井久子
1978年、兵庫県出身。明治学院大学社会学部卒業。編集ライター。文系ド真ん中の半生ながら幼少期から自然が好きで、いつしかコケに魅了されるようになる。初の著書『コケはともだち』(リトルモア)は異例のベストセラーに。趣味はコケ散策を兼ねた散歩・旅行・山登り。とりわけ好きなコケは、ギンゴケ、タマゴケ、ヒノキゴケ。

講師:塩津丈洋
植物研究家。塩津丈洋植物研究所代表。緑豊かな和歌山県に生まれ、祖父は農家を営み、幼い頃から植物と身近な環境で育つ。盆栽職人の元で修行後 、2010年、植物の治療・保全を主とした塩津丈洋植物研究所を設立。自然環境問題が深刻化している現在に、改めて植物の存在価値を見つめ直すための活動を行っている。IID世田谷ものづくり学校内「自由大学」教授、名古屋芸術大学OHOC講師。

スタッフ:鈴木収春
クラウドブックス株式会社代表取締役。1979年、東京生まれ。講談社客員編集者を経て、編集業の傍ら2009年より出版エージェント業を開始。須藤元気『今日が残りの人生最初の日』(講談社)、ドミニック・ローホー『シンプルリスト』(講談社)、タニタ&細川モモ『タニタとつくる美人の習慣』(講談社)等がヒット。

スタッフ:藤代雄一朗
WEB制作会社に勤務。塩津丈洋の「新盆栽学」第一期生。趣味で運営するサイト「泣く子も叫ぶ爆発りんご飴サイト ringo-a.me」「インタビューサイト ボクナリスト」で、WEB制作・スチール撮影・動画撮影・音楽制作などを担当。最近はアーティストのPV撮影なども行なっている。

スタッフ:小酒ちひろ
「自由大学」運営事務局長。1979年大阪生まれ。求人情報サイトの企画を担当し、従来の雇用形態による仕事探しに疑問を感じていたとき、自由大学と出会い入学。学びから仕事をつくるという視点に共感し、卒業後、仕事から暮らしまで様々な分野の講義のキュレーターを務める。2012年4月より運営事務局長。自ら学び行動する人のためのプラットフォームづくりに取り組んでいる。

■日時
2014年6月7日(土)17:00(16:40開場)~18:40

■価格
3,500円

■定員
30名

■場所
世田谷ものづくり学校内・IIDギャラリー(1F)
東京都世田谷区池尻 2-4-5
「三軒茶屋」駅より徒歩15分、「池尻大橋」駅より徒歩13分
http://setagaya-school.net/about/#access

●田園都市線「池尻大橋」駅よりアクセスMAP
http://freedom-univ.com/img/access/_02iid_ikejiri.pdf

●田園都市線「三軒茶屋」駅よりアクセスMAP
http://freedom-univ.com/img/access/_02iid_sancha.pdf

■緊急連絡先
090-4009-1127(鈴木)
※場所不明時など

■主催
IID(世田谷ものづくり学校)、自由大学、あめつち

お申し込みはこちら

過去のワークショップサンプル

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あめつち運営チーム

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「あめつち」は、2012年より開催しているコケの勉強会&ワークショップ「コケトレ──コケと親しむ緑のトレーニング」を発端に誕生しました。

イベントでは、「最適な日当たりは?」「植物はずっと家の中に入れておいてはダメ?」「水やりの仕方は?」「観察に適したルーペは?」「色が変わってきた場合の対処法は?」など、さまざまな質問をいただきました。このような疑問をもっている方は全国にいると思いますが、そういうときにおすすめしたい植物のサイトが見当たらなかったことも、イベントをサイトに発展させようと考えた理由のひとつです。

江戸時代などの歴史資料を見ると、日本人のあいだでは、かつて植物と共生する知恵が共有されていたことがうかがえます。「あめつち」では、"日本の植物世界と日本人の共生"を思い出すことをテーマに、植物と寄り添って暮らしていきたい人に向けて、オリジナルのコンテンツを発信していきます。

【具体的に発信していくコンテンツ】
●植物に寄り添う、真摯に向き合う人たちを紹介します。
●園芸技術だけでなく、鑑賞(かしこまったものだけではなく、通りすがりに眺める木なども含めて)や歳時記の楽しみ方など、植物に気づく、寄り添う暮らし全般を紹介します。
●植物の本来の姿、好ましい育て方を紹介します。穴の空いていない植木鉢など、人の都合だけに合わせたノウハウを見直していきます。
●隠花植物など、あまり注目されていない植物群にもスポットをあて、植物の面白さや多様性を紹介します。

オーストリア出身の哲学者マルティン・ブーバーは、自分以外をモノのように捉えることを、「我とそれ」の関係と呼びました。疎外感を生む「我とそれ」の関係ではなく、相手を自分と同格に捉えて対話していく「我と汝」の関係こそが世界を拓く。それがブーバーの哲学です。

かつての日本人がそうしていたように、「我とそれ」になってしまった植物との関係を「我と汝」に捉え直すサポートをしていくことが、「あめつち」の目指すところです。スタッフ一同もまだまだ植物の世界を研究中ですが、4人で始めたサイトがどこまで根をのばしていくか、見守っていただけると嬉しいです。

「あめつち」運営スタッフ一同

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塩津丈洋
塩津 丈洋

植物研究家。塩津丈洋植物研究所代表。緑豊かな和歌山県に生まれ、祖父は農家を営み、幼い頃から植物と身近な環境で育つ。盆栽職人の元で修行後 、2010年、植物の治療・保全を主とした塩津丈洋植物研究所を設立。自然環境問題が深刻化している現在に、改めて植物の存在価値を見つめ直すための活動を行っている。IID世田谷ものづくり学校内「自由大学」教授、名古屋芸術大学OHOC講師。 http://syokubutsukenkyujo.com/

藤井久子
藤井 久子

1978年、兵庫県出身。明治学院大学社会学部卒業。編集ライター。文系ド真ん中の半生ながら幼少期から自然が好きで、いつしかコケに魅了されるようになる。初の著書『コケはともだち』(リトルモア)は異例のベストセラーに。趣味はコケ散策を兼ねた散歩・旅行・山登り。とりわけ好きなコケは、ギンゴケ、タマゴケ、ヒノキゴケ。

鈴木収春
鈴木 収春

クラウドブックス株式会社代表取締役。1979年、東京生まれ。講談社客員編集者を経て、編集業の傍ら2009年より出版エージェント業を開始。2011年は須藤元気『今日が残りの人生最初の日』(講談社)、ドミニック・ローホー『シンプルリスト』(講談社、11万部)等、2012年はタニタ&細川モモ『タニタとつくる美人の習慣』(講談社、7万部)等がヒット。 http://cloudbooks.biz/

藤代 雄一朗

WEB制作会社に勤務。塩津丈洋の「新盆栽学」第一期生。趣味で運営するサイト「泣く子も叫ぶ爆発りんご飴サイト ringo-a.me」「インタビューサイト ボクナリスト」で、WEB制作・スチール撮影・動画撮影・音楽制作などを担当。最近はアーティストのPV撮影なども行なっている。 https://twitter.com/yuichirofuji